新宿の路地裏にある小さな飯屋。
深夜0時から朝の7時ごろまでの営業で、のれんには単に「めしや」と書かれているにもかかわらず常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。
メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎(酒類には量に制限あり)しかないが、マスターが作れるものならば、言えば何でも作ってくれる。
この店を舞台に、描かれる小林薫演じるマスターと客たちとの人間模様
見ていくうちにどんどん癖になります。
オープニングの曲から雰囲気満点です アコギ一本で弾き語る
鈴木常吉「思ひで」
この曲と共に靖国通りの大ガードをくぐって歌舞伎町から西の方に抜けていくオープニング、最高。
鈴木常吉は
FLYING KIDS、JITTERIN'JINN、BEGIN、たま、BLANKEY JET CITYらを輩出し、バンドブームの火付け役となった伝説のTV番組「イカ天」こと「いかすバンド天国」の7代目王者の「セメントミキサーズ」の元メンバー
オープニングのこの曲は昔のアイルランド民謡の曲に日本語の詞を乗せているようです。
原曲は「pretty girl milking her cow」
哀愁漂うメロディーはゴールデン街の雰囲気にマッチしています
ゲイバーのママ、松重豊と山中崇演じるヤクザの親分子分、遊び人のおじさん、ストリッパー、さえないカメラマンなど一癖も二癖もあるような登場人物が一つの店で対等に話し合う。
普段ではなかなかお酒を交わすことのないような人たちばかりです。
松重豊は食事しているとどうしてもゴローさんに見えてしまう…。
そんな登場人物たちが一話ごとに一つの料理にまつわる物語を描いていくのは見応えがあります。
そんな料理の場面などでの挿入歌を歌うミュージシャンは
福原希己江(ふくはらきみえ)
聴いていると癒されます
哀愁が漂いつつ歌詞はポップな感じの料理の歌がお気に入りです
最近、テレビの歌番組ではなかなか流れることのないアーティストの曲ですがitunesなどで気軽に試聴できて手に入るので
他にも魅力あるアーティストを探していこうと思います。
本日は以上です。