おしゃれタウン、赤坂・六本木
古く江戸時代はは萩藩毛利家屋敷、明治時代は陸軍の駐屯地で終戦後はアメリカ軍将校の宿舎、日本に返還後は陸上自衛隊の駐屯地件本庁舎として使用されたこの赤坂の地。
防衛庁の本庁舎移転後の再開発事業として「デザイン」を再開発全体の一つのテーマに2007年に東京ミッドタウンは開業。ちなみに郵便番号は107-62xxで「xx」の部分には階層が入るらしい。豆知識。
ショッピングセンター、オフィスビル、ホテル、美術館、ホール、病院、公園などがあり、ザ・リッツ・カールトン東京、サントリー美術館、アメリカのジョンズホプキンス・メディスンと提携する東京ミッドタウン・クリニック、「コンラン」ブランドのレストランなどがあり、ビルボードライブ東京もココ。
オフィス部分のテナントとしては、ヤフー、シスコシステムズ、ファーストリテイリングなどの有名企業もこの東京ミッドタウンのオフィスフロアに入っているそう。
そんな何もかもがいろんな意味で「お高い」東京ミッドタウン。
このあいだ、所用で立ち寄った時に館内でオシャレなピアノジャズのBGMが流れていたのでいつもの癖で曲が気になっていました。一曲だけそこで調べて、Robert Glasper 『So beautiful』という曲と判明。
次の曲はわからなかったので帰宅してネットで調べてみたら、ちゃんと公式HPに選曲の紹介がされていました。
そこに載っている内容から、館内のBGMは世界的に活躍するアーティストが毎回プロデュースしているそう。
今までは菊地成孔、細野晴臣、ケンイシイ、渡辺香津美、小山田圭吾、矢野顕子が担当したらしい…豪華な顔ぶれ。
そして今回は上原ひろみがプロデュース!!
上原ひろみ presents ガレリアBGM テーマ「冬 Winter」
冬の寒い日、暖炉の傍で窓辺の雪を見ながら、聴きたい曲たちを選びました。
音楽が、寒い季節を暖かくしてくれたら、と思います。(東京ミッドタウン公式HPより)
さすがデザインがテーマだけあって空間デザインの一環なのか、BGMの選曲のオシャレさも群を抜いています。
レキシネーム「オシャレキシ」の上原ひろみ。関係ないけどレキシ対オシャレキシのライブ、ブルーレイで出ないかな…あれ、カッコよすぎ。
そんな上原ひろみ選曲のミッドタウンBGM、全18曲をiTunesの試聴で紹介
Sufjan Stevens 『Death with Dignity』
ストーリーテリングを得意とするアメリカ・ミシガン州出身のソングライターのスフィアン・スティーヴンス。
自伝と宗教的な幻想と土地の歴史を絡ませながら、スケールの大きなフォーク・ソングを作り出す。レコーディングでは、複数の楽器を自らこなし、全ての楽器の要素を素敵に組み合わせて奏でられるメロディーが特徴。自身のユニークなアイデアで、アメリカ50州のそれぞれのためにアルバムを作るという壮大な計画を発表し、話題を呼んだそう。
ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法のこと
スフィアン・スティーヴンスでもう一曲↓
Sufjan Stevens 『Carrie & Lowell』
なんか北欧ぽい
Robert Glasper 『So beautiful』
アメリカ合衆国 ヒューストン出身のアメリカ人のジャズピアニスト、レコーディングプロデューサーのロバート・グラスパー。
第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を、アルバム『Black Radio』で獲得。
Oli Rockberger 『Hush now』
UKのソウル・ジャズ系のソング・ライター、ピアノ&ヴォーカリストのオリ・ロックバーガー
Oli Rockberger 『Is anybody out there?』
ブルーノート感がすごい
Gonzalo Rubalcaba『Here's that rainy day』
公式HPのリストではこの曲と次の曲がアーティスト名と曲名の表示が逆なんですが。。。リスト全部英語だから間違えたのかな??ま、いっか。
キューバ、ハバナ出身のジャズ・ピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバ
Miles Davis Cookin'『My funny valentine』
泣く子も黙るマイルス・デイヴィスのトランペット!
最近の居酒屋でもジャズを流すのはよく聞くけど、J-POPヒット曲でいいのではないかと
数が多いのでここから曲のみ
Michael Brecker(James Taylor) 『Don't let me be lonely tonight』
Michael Brecker 『The Nearness of You』
Hiromi Uehara 『Somewhere』
Hiromi Uehara 『Spirit』
Tony Bennett 『The way you look tonight』
John Coltrane and Johnny Hartman 『They say it's wonderful』
Keith Jarrett 『I got it bad and that ain't good』
Van Morrison 『Bring it on home to me』
Van Morrison 『Slim Slow Slider』
矢野顕子『PRAYER』
矢野顕子と聞いてエハラマサヒロが出てきてしまった私はニワカ。
矢野顕子『六本木で会いましょう』
前回のBGMプロデュースを担当していたからかもしれないけれど、
この選曲の流れで矢野顕子を入れる攻め具合、好きです。
以上、18曲。
これ、18曲でCDにしたら結構売れそう。
一曲、一曲に個性があっていろいろな楽器の音色や
ヴォーカルの声質も雰囲気も違っていて聞きごたえがありました。
地元スーパーの入り口や焼きイモ売り場で流れている「呼び込み君」の曲も嫌いじゃないですが、
たまには背伸びしてミッドタウンのオシャレBGMもいいのではないでしょうか??
本日は以上です。
普段はモヤさまのBGMをレポートしています、記事はこちら↓