「行かなきゃ会えない音がある」
全国CDショップ店員が「本当にオススメしたいCD」を投票で選ぶ「第七回CDショップ大賞2015」の大賞候補作品となる10作が発表されました。
マスメディアの中心からインディーズまで幅広くノミネートされています。
そんな10作品を5作品づつ注目してみました。(50音順)
「amazing sky」片平里菜
ギターを弾く女子「ギタ女」ブームの中でもアジカンの山田貴洋、東京事変の亀田誠治らをスタッフに迎え、ギブソン社傘下「エピフォン」の日本人女性初公認アーティストになるなどそのアーティスト性に高い評価の片平里菜
初めて見たのは「goosehouse」のゲストライブでした。
芯のある声が魅力です。
おすすめは#4「女の子は泣かない」
片平里菜「女の子は泣かない」Music Video - YouTube
他の収録曲はiTunesで試聴できます
「フェイクワールドワンダーランド」きのこ帝国
ゆず、ミッシェルガンエレファントなど有名アーティストも手がけたインディーズレーベル「UKプロジェクト」のアーティスト。
下北沢、渋谷のライブハウスを中心に活動する彼女らを勝手に一言で表すなら「夜」。夜の東京とライブハウスの空気が感じられる曲『東京』はオススメです。
最初、キノコホテルと間違えました。すいません。
他の収録曲はiTunesで試聴できます
「THE PIER」くるり
京都出身1998年デビュー。岸田繁、佐藤征史を中心としメンバー変更を重ねながら現在に至ります。メディアの露出が少ない割に「タモリ倶楽部」「テレフォンショッキング」に出演したり、独自のフェスを京都で開催するなど、”くるりワールド”を展開する自分の中では「今年注目のバンド」に毎年上がります。
#5『Liberty&Gravity』のPVは開始2秒でなんか不思議な気分になります
くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity - YouTube
他の収録曲はiTunesで試聴できます
「魅力がすごいよ」ゲスの極み乙女。
2014年一番ブレイクしたのは「ゲスの極み乙女。」でしょう。「卑怯ドラム」に乗せたテクニカルなベースラインにクラシック、ジャズテイストを盛り込んだ鍵盤に中毒性有り。今日もドラムの「ほないこか」見たさにyoutubeの再生回数を増やすのであります。
『キラーボール』が気に入ってますが未収録でした。
ゲスの極み乙女。"キラーボール" (Official Music Video) - YouTube
iTunesで視聴できます
「ナマで踊ろう」 坂本慎太郎
2010年に解散を発表した「ゆらゆら帝国」のギターボーカル坂本慎太郎
「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」をテーマ
このテーマ、坂本慎太郎だからできるんだろうなぁ。他のバンドがやったら怒られそうなテーマでも、その情景が浮かぶような曲がアルバムタイトルでもある『ナマで踊ろう』
独特の虚無感というのかうまく表現できませんが。
タイトルを見ただけでどんな曲なのか気になって結局アルバムごと買いました。
今回のとは関係ないですが今年1月14日に発売されたEGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)のアルバム『窓景』にも参加していますね
#3『写真の中のあなた』 の作詞を坂本慎太郎が担当しています。
次の記事は以下の5作品をレポートします。
「日出処」椎名林檎
「ラブストーリー」back number
「BABYMETAL」BABYMETAL
「Tales of Purefly」MAN WITH A MISSION
「YANKEE」米津 玄師
第7回CDショップ大賞2015の展望②つづき - もや学ブログ