「才能が渋滞している」と評された男
マキタスポーツ
特にJ-popに造詣が深くアーティストの世界観、「作詞作曲ものまね」というジャンルでその力を発揮しています。
よくある格好や歌声を真似しただけの「モノマネ」ではなく、曲のコード進行や歌詞を研究して曲も歌詞も異なった「その人」の雰囲気を醸し出す「作詞作曲ものまね」
例えば
『みそ汁(独唱)』
この時期になるとよく流れる森山良子の息子(小木の義弟)である森山直太郎の歌を参考にした曲
我が母〜良子の〜♪って言っちゃってます。
元ネタ
声色を似せているのもありますが、この微妙な感じが結構ハマります。
『袋とじ』
最初の5秒で吹き出す曲。
言うまでもなく元ネタは福山雅治でしょう。
袋とじ→エロ→福山の流れでしょうか。
奥田民生が「銭湯」を歌ったらをテーマにした曲
元ネタはこの辺が強く出ていますね。
『上京物語』
この曲は説明するまでもありません。
一曲通して聴くと笑えます。
某ビジュアル系バンドを意識した「おかあさんに怒られる」曲
これはもはやバンド名出ちゃっています。
お風呂ネタ。
そして、マキタスポーツの作詞作曲ものまねの集大成的な曲が
J-popの最大公約数を曲にした『十年目のプロポーズ』
J-popに使用されることの多い以下の要素を組み込んだ楽曲になっています。
コード進行:カノンコード(| C | G | Am | Em | F | C | F | G |)
「翼」「扉」「キセキ」「桜」のキーワードを歌詞に入れる
個人的な事柄・事象(オリジナリティ)を加え、共感を広げる
楽曲構成
サビ(カノン進行)
転調(ドラマティックマイナー)
Aメロ(ラッパー)
Aダッシュメロ(別キャララッパー)
Bメロ(1音下げるクリシェ)
サビ(カノン進行)
ブレイク(「ラララ」等を大合唱)
Cメロ(ドラマティックマイナー)
サビ(カノン進行)
Aメロ(余韻を残しつつ終了)
この他にも動画などでいろいろものまねを見ることができます。
そういえば「作詞作曲ものまね」といえば清水ミチ子の コレを見たときに
人生で初めて感動と笑いの衝撃を同時に受けました。
特にさだまさしのくだり(5:38〜)
さだまさしお決まりのハミングから
「さだの曲に無いもの〜♪シャウト・縦ノリ・ヘッドバンキング〜♪」でやられました。
この動画はこの「もや学ブログ」のバイブル的存在になっています。
本日は以上です。
過去記事もよろしくです。
SEIYUのBGMが度を越してオシャレな件についての調査報告 - もや学ブログ