某、TV番組を見て衝撃を受けた。
子供の頃使った鉛筆。小さい頃は2B、小学校ではHB、シャーペンデビュー。
(ちなみにHB=「ハードブラック(Hard Black)」の略)
(BGMブログなので今回は無理やり曲を貼り付けます。)
鉛筆といえばやはりHBがおなじみでしたが、
いつの間にか
世間からHBの鉛筆が消えているそうです。
そんなバカなと思って最近偶然教育関係先からもらった鉛筆セットを見たらBでした。
なんと、今の小学校(の大半)はHBを使ってはいけないとのこと。
学校指定はBか2Bだと。ただし今回放送した小学校では新入生の話。
指定がBや2Bになれば必然的にHBの売り上げも落ちるのでメーカーの製造もB以上の濃さを多く製造するように。
そして濃い鉛筆でも書き心地が良くなるように改良されたことも要因のようです。
確かに。濃い鉛筆って書き心地の悪いイメージはある。
■その問題は筆圧
90年代以降、全国に
「あ」と「お」の判別がつかないほど筆圧の弱い子供が急増。
そのため低学年のうちは濃い鉛筆を指定しているそう。
まじか。
高学年はさすがに鉛筆は自由だけど、いまだにB以上を使用している子供が多く、それでも書いた字は弱々しくHBで書いたといっても薄く感じるような文字が映っていました。
■体の構造に問題が発生
極端な例ですが
「ビンのフタを開けられない」ほど手首の弱った子供や、
体育座りからの手を使わずに立ち上がりができない、
またその逆のかかとをつけたまましゃがむことのできない子供が続出。
しゃがめずにひっくり返る子供たちが映し出されていました。
ちなみに自分も「う○こ座り」するとかかとが浮いてしまいますがただカラダのカタいおっさんでした。。。
こういった症状が進行すると早い段階で運動器の衰えで日常生活に支障をきたす
「ロコモティブ・シンドローム」
が発生する心配があるとのこと。
これはロコモーション。
■原因は生活習慣(?)
90年代以降、体全体を動かさず、指先だけを使った遊びが主流となった影響だとか。
確かに80年代後半にファミコンが爆発的に普及し
マリオ、懐かしい。
90年ちょうどには次世代機スーファミこと「スーパーファミコン」が発売
マリカーやったなあ。
94年には累計販売1億台を突破した「プレステ1」が発売されその後のゲーム流行→スマホゲーム台頭までの流れはご存知の通りです。
■外での禁止が多すぎる子供
確かに、ゲーム・パソコンなどで体を動かさない遊びは増えましたが、
公園の禁止事項が多すぎるなどボール遊びの場所にも困るような環境にした社会もどうかと。。。
ある公園では「サッカー禁止 見つけたら110番します」って。。。
それ以外にも
・花火禁止
・ボール遊び禁止
・自転車乗り入れ禁止
…この辺までは公園の規模によってはまあわかるけど
・大声禁止
・飲食禁止
・ペット禁止
・撮影禁止
…ここまでくるとやることない。
最近の子供は「たまには外で遊びなさい」っていうとDS持ってwifiの届く公園や玄関先に行くそうですよ。ま、そうなりますよね。
昔ではあまり考えられなかった「スポーツ塾」みたいなビジネスも結構流行っているようだし。やはり現代の生活習慣が大きく影響していることは間違いなさそうです。
最近のシャーペンも高機能で持ちやすいし、「ディズニーのクルトガ」は小・中学生の中ではテッパンの人気を誇る文具です。
700円か。。。たかいな〜。
でも、みんな一本は持ってるらしいです。
HBの復活はあるのでしょうか。。。
本日は以上です。
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