庶民の味方、「スーパーマーケット」のSEIYU(西友)
自宅から自転車で10分程度の距離なので普段はあまり利用しないSEIYU
そんなSEIYUの店内BGMが、『オシャレすぎる』という知人からのタレコミで始まったこのシリーズ。
オ○コンのヒットチャートをアルトサックス(?)のダッサイアレンジで流すという自分の中のスーパーのBGMの常識を覆されました。
SEIYUの店内BGMには
洋楽のプロ、ピーター・バラカン率いる外国語ラジオ放送局「interFM」にUSENが依頼したガチの選曲が使われているという衝撃の事実。
店内でUSENの独自の専門チャンネル「BGM for SEIYU」が楽しめます。
前回は「クリスマス」がテーマの選曲でしたが、大掃除の道具の買い出しにのついでに寄ったらBGMが変わっていたので早速調査。
調査といっても店内ではなく帰宅して公式サイトをチェックするだけ。
選曲リストをみて
一周およそ一時間の
誰の曲か分からないけどクソかっこいい洋楽曲、
あの空間には度を越してオシャレな13曲をレポートします。
早速一曲目から。
セリア『TELL ME WHERE YOU'RE GOING』
案の定、誰か全然わからないけど 一曲目から、オシャレすぎる!!
ノルウェーのジャズ歌手、セリア・ネルゴール (Silje Nergaard)は、
親日家でもあり、2001年発表のAt First Lightには"Japanese Blue"という曲を収録しているそうですが初めて知りました。
ジャズ過ぎず、聴きやすいですがベースとドラムのリズム隊の音に聞き惚れます。イヤホン必須。
ライラックタイム『THE GIRL WHO WAVES AT TRAINS』
80年代後期に結成された、元デュラン・デュランのスティーブン・ダフィ率いるライラック・タイム
アコースティック・ギターのストロークの音がいい感じ。
日本語ウィキペディアのページが見当たりません。
マデリン・ペルー『YOU'RE GONNA MAKE LONESOME WHEN YOU GO』
ボブ・ディランのカバーかな。
アメリカ生まれ、パリ育ち。「21世紀のビリー・ホリデイ」との異名をとるシンガー・ソングライターのマデリン・ペルー。
東京生まれヒップホップ育ちとは真逆の心地よい低音の歌声がナイスです。
ダニー・ウェルソン『MARY'S PRAYER』
いい曲は時代を超えてもいい曲。
アリソン・クラウス『IT WOULDN'T HAVE MADE ANY DIFFERENCE』
ダニー・ウェルソンのポップロックからのアリソン・クラウスの癒しのナンバーが最高。
アメリカ・イリノイ出身の歌手、フィドル奏者のアリソン・クラウス(Alison Krauss)は、ブルーグラス/カントリーの分野で活躍してるそう。
ニュー・オーダー『REGRET』
毎度のことながらこの緩急のあるBGMの選曲センスはさすがです。
アンドレア・コアー『STATE OF INDEPENDENCE』
「ザ・コアーズ」の三女のアンドレア・コアー。
バックのアルペジオ的演奏がかっけえ。
フレンズ『FAR AND AWAY』
ネオアコ好きには欠かせないというバンド「フレンズ」
デヴィッド・ボウイ『SPACE ODDITY』
名前は知っているけど実は曲はよく知らない「デヴィッド・ボウイ」
今年で68歳か…。
トラッシュキャン・シナトラズ『OBSCURITY KNOCKS』
そういえば12弦ギターっぽい響きって、最近あまり耳にしないな…。
「スコティッシュ・ポップ」系の代名詞スコットランド、アーヴァイン出身のロック/ポップバンド「トラッシュキャン・シナトラズ」。
iTunesに見当たらない…
バーディー『ALL YOU NEVER SAY』
少しかすれ気味のハスキーな歌声が哀愁漂うバーディーの一曲。
バークレイ・ジェームズ・ハーヴェスト『HYMN』
HYMN(賛美歌、聖歌)というネームングにふさわしい壮大なナンバー。
歌の中で「イエ〜〜!!」のところが謎に盛り上がるのが好きです。
アコースティック・ギターの開放弦の響きと楽器がどんどん重なっていく展開が幻想的。
キーン『EVERYBODY'S CHANGING』
以上13曲。
今回も耳が幸せになるガチすぎる選曲でした。
12月25日まで普通に聞いただけではテーマが「クリスマス」とは気づきにくい選曲で、しっかり翌日26日に切り替えるあたりはちゃんとしてますね。
今回の選曲テーマは不明ですが曲を聴いた感じと時期的に個人的には「ゆく年くる年」的な年越しを意識した選曲のように感じますが、どうでしょう。
普段はモヤさまのBGMがメインですが
2016年もSEIYUのBGMには注目していきます。
本日は以上です。
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