過去日本でヒットした洋楽には
『見つめていたい』(ポリス、原題『Every Breath You Take』)や
『遥かなる影』(カーペンターズ、原題『(They Long To Be) Close To You』)
など、日本語タイトル(邦題)で馴染み深い有名な洋楽曲はたくさん存在します。
うん名曲。
しかし、そんな名曲邦題だけではなく、なかには原題を完全無視のものや、
歌詞の内容などを考慮しすぎて曲のイメージと完全に合わないもの、
ついには笑いを取りに走ってしまった?ものなど様々な「残念すぎる邦題」があるのがたびたび話題に上がります。
今回はそんな「残念な邦題」や「面白い邦題」を独断と偏見で10曲くらいをピックアップしてみたら今の時代でやったら炎上しそうなタイトルばかりでした。
まずは有名どころから、
エアロスミス『Walk This Way』 (1975年)
ギターのこのフレーズはあまりにも有名。
人気テレビ番組「踊るさんま御殿」のテーマ曲としても有名なこの曲。
これはもう原題でもおなじみですが
邦題:『お説教』
お説教って…「She told me to walk this way(彼女は俺にこういうふうに歩けと命じた)」という歌詞の内容が説教っぽいのかもしれませんが、このイメージとかけ離れたタイトル付けは謎。
Frank Zappa(フランク・ザッパ)「No Not Now」
邦題:『今は納豆はいらない』
・・・・・・!!
「No Not Now」→「No 納豆 Now」→「今は納豆はいらない」
これは正直、意味わかった時に吹き出しました。
これは完全にフザケていますね。
そもそもフランク・ザッパ、納豆食わないでしょ。
他にもこのアーティストは謎の邦題が盛りだくさん
原題:『I Come From Nowhere』→邦題:『ア、いかん、風呂むせて脳わやや』
原題:『The Illinois Enema Bandit』→邦題:『イリノイの浣腸強盗』
もう、何が何だか…。
デヴィッド・ボウイ
先日、69歳でこの世を去った英国機代ののロック・ミュージシャンのデヴィッド・ボウイは「原題:ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)」
邦題:「屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」
直訳しすぎ感がハンパない。
Tom Jones(トム・ジョーンズ)「If I Only Knew」
よく使われるのは↓0:15〜のフレーズ
邦題:『恋はメキ・メキ』
0:18〜のフレーズの歌詞”make you, make you love”が「メキ・メキ」に聞こえるという空耳を邦題に採用した、ダサいけど曲は思い出しやすいなんとも微妙なタイトル付け。
『恋のマイアヒ』や『愛のプレリュード』(カーペンターズ、原題『We've Only Just Begun』)みたいに曲の内容からか原題にはない「愛」や「恋」の文字が入る邦題がよく見受けられる。
そういえばこの曲、かなり前にアド街ック天国の60秒で女の子を紹介するコーナー『街角コレクション』で使われてたな(今はパティ・オースティン『KISS』)
ディープ・パープル『Burn』
思わず「タマホーム!」って言いそうになってしまいますが、
邦題『紫の炎』
ディープ・パープル『Burn』→紫の炎
って、単純にディープ・パープル=「紫」をゴリ押ししている形跡が
Who do We think We are→邦題『紫の肖像』
Purpendicular→邦題『紫の証』
Purplexed→邦題『紫の聖典』
Purple Chronicle→邦題『紫の匣』
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『Warped』
邦題:『レッチリの電撃ワープ』
邦題のせいで台無し感。
ザ・ビートルズ『HELP!』→邦題『4人はアイドル』
まあ、そりゃそうだけど。
アンドリューW.K.『Make Sex』→ 邦題:『やらせろ!』
意味は同じなのに日本語と英語でこんなにも印象が違うなんて。
トイ・ドールズ『Nellie The Elephant』→邦題『ネリーさんだ象!』
モヤさまオープニング曲『Dig That Groove Baby』でも有名なトイ・ドールズ。
これも意味不明ですが、バンドと曲の雰囲気的にはアリなのか。
他にもたくさんあったけどキリがないので今日はこの辺で。
本日は以上です。