YouTuber(ユーチューバー)ならぬTikToker(ティックトッカー)という言葉を知った。
App Storeでは常にダウンロード上位をキープし、10~20代に爆発的な人気を誇る動画配信アプリ「TikTok」
動画配信は数十秒〜1分程度でスマホで撮影→アプリで加工してアップロードすれば即公開されるというこのアプリはYouTubeのように広告収入を得られる訳ではなく、大半は若者が承認欲求を満たす目的で利用しているようです。
アプリ内でinstagram/YouTubeとアカウントがリンクできるので、ミュージシャンやモデル、タレント、アイドルの中にはプロモーション目的で利用している人もいる。
そんな人気アプリTikTokでは動画にBGMや曲が使用されていることが多く、
有名曲はもちろん、無名曲や聞いたことのない曲もたくさん出てくる。
著作権まわりはどうなんだろう、大乗なのか?と思ったけど、一応JASRACは絡んでいるらしい。
BGMマニアのモヤ学ブログとしては
ほぼ若者しか利用(投稿)していないSNSで独自の進化をしているBGMで
今どんな曲が支持されているのかを雑に調査。
調査対象はTikTokの公式サイトで「トレンド」または「人気急上昇中」の表示に出てきた楽曲をピックアップ。
結果、知らない曲ばっかりで自分の音楽の世界の狭さを痛感。
まずは邦楽から
おさるのうた『生活』
「君がいない日々生活毎日は僕は越えられそうにないから〜」
の歌詞に合わせて恋人親友との写真をスライド表示させるムービー。
いきなり初見だ。
TikTok効果なのかYouTubeのこの動画の再生回数は142万回。
この「おさるのうた」というアーティスト(?)の詳細は不明だけど、
朴訥で少し震えたような歌声が歌詞と妙にあっていてプロのような上手さはないのに自然と引き込まれる。
iri『会いたいわ』
この曲を使ったものは
恋人同士の影を使った動画が多かったけど特に決まっていないらしい。
神奈川県逗子市在住。自宅にあった母のアコースティックギターを独学で学び、アルバイト先の老舗 JAZZ BAR で弾き語りのライブ活動を始め、2014 年、雑誌「NYLON JAPAN」と「Sony Music」が開催したオーディション「JAM」でグランプリを獲得。HIP HOP 的なリリックとソウルフルでリヴァービーな歌声で、ジャンルレスな音楽を展開。2016 年 10 月アルバム「Groove it」でビクター・カラフルレコーズよりデビューし、iTunes Store にてトップ 10 入り、ヒップホップ / ラップチャートでは 1 位を獲得。 2017 年 3 月には、Nike Women「わたしに驚け」キャンペーンソングとなったシングル「Watashi」をリリース。続く 11 月、 EP「life ep」をリリースし、再び iTunes Store のヒップホップ / ラップチャートで 1 位を獲得。ドノヴァン・フランケンレイターやコリーヌ・ベイリーレイのオープニングアクトを務め、Chloe や VALENTINO のパーティーにてパフォーマンスを披露するなど、多方面から注目されている新進女性アーティストである。(iri 公式サイトより)
ここで初めて知ったiri
Mrs. GREEN APPLE 『僕のこと』
「僕らは知っている奇跡は死んでいる」の歌詞が印象的
なんか挫折からの成功のショートムービーや感動的なシーンで多く使われている
ミセスグリーンアップルは年末のSpotifyのCMで聴いた人も多いはず↓
お坊さんが除夜の鐘をロックのリズムに合わせて撞くCM、結構好きだった。
Novelbright『Walking with you』
TikTokの投稿がきっかけで某TV音楽番組では2020年の注目アーティストと言われているNovelbright。
モヤ学的にはthe engyがくると思う。
ボーカルの人は口笛の世界大会で2度優勝したことがあるとか。
ここからは洋楽
YES『Roundabout - 2008 Remaster』
衝撃的な展開で「To be continued」で動画が切れる展開で使われるこの曲、
オリジナルは1970年代だから結構古いよ。
Tones and I 『Dance Monkey』
この間ラジオで流れてきて「あ、TikTokで流れてた曲だ」って思った。
中国語かな。
「バーシンゴレ バシンバシンゴレ」が耳につく
たまにこういう謎楽曲
Jake Miller 『Rumors』
この曲すき。
Avicii『SOS 』
有名アーティストも使われています
ジャスティン・ビーバー『yummy』
ジャスティン・ビーバーは説明不要
Meduza & Becky Hill & Goodboys『Lose Control』
長くなったのでそろそろこの辺で。
若者特有の短時間でキャッチーのものが多いような。
音楽ジャンルやアーティストの知名度は関係なく、
雰囲気重視で使用されているので曲が曲としてではなく、動画のBGMとして使われていました。
今後もSNS界隈のBGMには注目していきます。
本日は以上です。