蔦屋好位置(つたやこういち)音楽プロデューサーとして手がけたミュージシャンは
そうそうたるアーティスト。
手がけてきた楽曲は300曲以上、総売り上げ数は500万枚をこえるそうです。
そんな今や超売れっ子プロデューサーの蔦屋好位置も最初から順風満帆だったわけではないようで、
元々はバンドのキーボードでメジャーデビューたが売れずに解散。解散後は作曲家として活動するが全く評価されず、コンペも通らず。
ただ自分の楽曲の良さを信じて作曲活動はつづけていたそうです。
ただ、認められなければお金は入ってきません。
お金も無くなりいよいよ追い詰められたそんな蔦屋好位置の曲を
「この曲を10年待っていた」
と評したのが現在は新進気鋭のクリエイター集団「アゲハスプリングス」を率いる玉井健二。
そして曲が世に出たことで一気にトッププロデューサーの階段を駆け上がりました。
その
「10年待っていた」と言われた曲が元ジュディマリ、YUKIの『JOY』という有名曲だそうです。
そんなドラマみたいな展開があるのですね。
渋谷のスクランブル交差点歩いてたら、このYUKIの『JOY』が流れてきて、泣きながら渡った
という、千原ジュニアが3年ほど前の「にけつっ!!」というテレビ番組で語った蔦屋好位置のエピソードがとても印象的でした。
音楽に限らずアーティストが評価されない苦しい時期を過ごすというのは最近に限ったことではありませんが、
こういうエピソードを聞くと、どれだけ埋もれたまま消えていった才能が数多くあるんだろうと思ってしまいます。これ以上湿っぽくなってもしょうがないので
蔦屋好位置の手がけた楽曲(作品)を紹介します。
ゆず『LAND』(アルバム)
蔦屋好位置の絡む曲は最近の流れを汲みつつEDM一辺倒のものとは一線を画し、
演奏色の強いものが多いように感じます。
Superfly「Box Emotions」(アルバム)
2009年度の日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞。
このアルバムは当時久々に即買いしたアルバムでした。
YUKI『長い夢』
米津玄師『アイネクライネ』
ボカロの申し子「ハチ」こと米津玄師
東京メトロのCMに採用されたりと曲に聞き覚えのある方もいるかもしれません。
このアーティストに関しては別にもう一記事書けそうなのでここでは曲の紹介のみで。
聞き流すと普通のバンドサウンドっぽいですが、よく聞くと変態的なフレーズが出てきたり、もはや楽器ではないような音が混じっていたりと。。。あ、続きは別記事で。
back number『高嶺の花子さん』
バックナンバーはPVに登場する女の子が美人で有名ですが
曲も歌詞も奇を衒わないながら独自のスタイルを築いています。
back number - 高嶺の花子さん - YouTube
いきものがかり『恋詩』
安田レイのほうがイメージあるけど元はいきものがかりか。
他にもたくさんありますが、
「蔦屋好位置」というアーティスト自身の色が濃く出ているという感じはしませんが、各曲どれも、どこか聴いた人のツボを刺激するような魅力的な曲ばかりです。
今後の活動にも注目です。
本日は以上です。