最近ハマっているYouTubeチャンネルの「THE FIRST TAKE(ザ ファーストテイク)」
白いスタジオに置かれた、一本のマイク。
ここでのルールは、ただ一つ。一発撮りのパフォーマンスをすること。
それ以外は、何をしてもいい。一度きりのテイクで、何をみせてくれるだろうか。
一瞬に込められた想いを見逃すな。(チャンネル概要欄より)
2019年11月よりスタートしたミュージック系のYouTubeチャンネル。
メジャーアーティストが文字通り「一発撮り」で披露するという、
この上ないライブ感、緊張感が好評で、チャンネル登録者270万人以上というお化けチャンネル。
最近ではYOASOBIとかLiSAなど話題のアーティストが注目されているけど、
モヤ学ブログ的なオススメは
2000年代のヒット曲の数々もこのTHE FIRST TAKEで登場しているということ。
いまの30代、アラフォー世代にとってはまさに青春を送っていた時の思い出の曲が、
十数年越しに蘇る。
そんな曲をピックアップ。アーティストの基本情報はもう省略します。
YUI『TOKYO』(2006年リリース)
今あいみょんを聴きながら青春を過ごしてる若い子を羨ましく思うこともあるけれど、私はYUIを聴いて青春を送ったんだ。どうだ羨ましいだろう。(コメント欄より引用)
これ、わかる。ナイスコメント。
今や4児の母、33歳になったYUI。TOKYOリリース時は18歳というから驚き。
大人になったYUI。心地いい声は色褪せない。
響きが印象的なadd9(アドナインス)のギターコード。
最近は川崎鷹也の『魔法の絨毯』とか優里の『ドライフラワー』とかでも使われてて弾き語りテッパンコードだし、特別でもないけど、やっぱりYUIのこのコードでの弾き語りはグッとくるものがある。
Def Tech『My Way』(2005年)
1:03の歌い出しでなぜか蘇る15年前の記憶。
Def Techは特別ファンだったとかではないけど、この曲はラジオで死ぬほど流れていたし、常に身の回りにあった音楽というイメージ。
あとアコギでこのアルペジオのフレーズ練習したな…。
発売から約2ヵ月半後の4月上旬にオリコンアルバムチャートで1位を獲得。
インディーズグループとしてはMONGOL800の『MESSAGE』に次ぐ史上2作目のミリオンセラーを達成。最終的に200万枚近く売り上げた。
ゴスペラーズ『ひとり』(2002年)
左から
社会の先生 国語の先生 体育の先生 理科の先生 数学の先生
↑このコメント、なんかしっくりきて笑った。
圧倒的な場慣れ感。
多分ゴスペラーズがこのTHE FIRST TAKEで一番緊張してなさそう。
さすがデビュー26年、もうアラフィフか、全然見えないけど。
加藤ミリヤ『Aitai』(2009年)
まだスマホも普及途中、コミュニケーションはまだLineではなくメール中心。
前略プロフィールなんていう黒歴史サイトのサービスが全盛期だったこの時期。
恋愛ソング、失恋ソングで女子中高生にカリスマ的人気を誇り、当時の着うたダウンロードランキング上位を席巻した加藤ミリヤ。
「女子中高生に人気の〜」と前置きを置いたせいで、中高生以外の人や男性は喰わず嫌い的に聞かない人もいたかも知れないけど、単純に良いアーティストだし、かつ曲も良い。
以上、4アーティスト。
あれ、以外と少なかった…。
鈴木雅之 の『恋人~路(交差点)』は90年代(1993年)なのでちょっと今回の設定より古いし、
miwa のデビュー曲『don't cry anymore』は2010年なのでギリギリアウト。
出演者はSONY系のアーティストがメインのようですが、このチャンネルは人選と選曲が神っているので、今後の出演者にも期待。
2000年代以外でも素敵なアーティストがたくさん出演しているので、また今度別角度から紹介します。
本日は以上です。