庶民の味方、スーパーマーケット。
スーパーのBGMといえばUSENの「J-popを謎のインストアレンジ」したものや「呼び込みくん」のクセになるサウンドなどが定番ですが
1年ほど前、知人から
「SEIYUのBGMがオシャレすぎる」
というタレコミから始まったSEIYUのBGMレポート。
当時は流れてくるBGMを検索しながら店内に居座ること1時間以上。
その選曲を聴いて衝撃を受け、
チェーン店のスーパーの店内BGMはダサいインストという自分の中の常識が覆されました。
SEIYUのBGMはほとんどが歌の入った曲だということに加え、c
誰の曲か分からないけどクソかっこいい曲ばかりで一気に虜になりました。
現在はSEIYU公式サイトにリストが公開されていて、
「USENのSEIYU専門チャンネル」でピーター・バラカン率いるinterFMの選曲のプロによるガチの選曲の一周約1時間の「BGM for SEIYU」が楽しめます。
前回更新からにおよそ2ヶ月。そんなに近くないSEIYUに行くたびにBGMを楽しみつつ、いつ新しいリストに変わるのかを毎日楽しみにしています。
そんなSEIYUで今日についに選曲が変わっている情報をキャッチ。
早速、各曲をチェックしましたが
6/25に更新された今回も「さすが」としか言いようのない選曲でこれは報告せざるを得ません。
今回もやはり知らない曲ばかりマニアック16曲。
まずは
『BLEU COMME TOI』 ETIENNE DAHO
エティエンヌ・ダオー はアルジェリア・オラン生まれのフランスの歌手。
低い囁くような歌声が特徴。
一曲目からSEIYUのBGMぽい。
『COMMENT TE DIRE ADIEU』 FRANCOISE HARDY
フランソワーズ・アルディもフランスのシンガーソングライターで女優。夫もミュージシャンで俳優のジャック・デュトロン
この曲はどこかのCMだかBGMだかで聞き覚えがありました。
2曲続けてフランス。今回はフレンチしばりでしょうか?
A BOUCHE QUE VEUX-TU (Edit)by BRIGITTE
オレリ・サーダとシルヴィ・オワロのフランス女性2人組のユニット、ブリジット。
2011年にリリースされたファースト・アルバムは、20万枚以上の売り上げを記録し、フランスのグラミー賞、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックで2012年度の最優秀新人グループに選出。フランスでiTunes総合アルバムチャート2位を記録し大ヒットするなど注目のフレンチ・ポップ。
『THE ANSWER』 MARCOS VALLE
ここでブラジル音楽登場。
今回のテーマはサッカーの「UEFA EURO 2016」の開催地であるおフランスとオリンピックがリオデジャネイロで行われるブラジルがテーマでしょうか
ボサノヴァ、サンバ、MPBなど、ジャンルの枠にとらわれず活動し、まジャズやロック、ソウル、ファンク、AORなど、欧米のポピュラー音楽と、サンバを始めとするブラジル音楽とのクロスオーバーを実現した、ボサノヴァの時代から今に至るまで、ブラジルのポピュラー音楽では重要なマルコス・ヴァーリ。
『LOVE ON THE MARCH』 BELLE AND SEBASTIAN
言わずと知れたスコットランド、グラスゴー出身のロック/ポップバンドの「ベルセバ」ことベル・アンド・セバスチャン。まあ、SEIYUのBGMくらいでしか触れる機会はありません。
スコットランドが出てきたのでサッカーもオリンピックも関係ないのでしょうか。
『DESAFINADO』GEORGE MICHAEL & ASTRUD GILBERTO
ここで、再びボサノヴァ!
アメリカのジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツと、ブラジルのボサノヴァ歌手ジョアン・ジルベルトの連名作品。
『PONTA DE LANCA AFRICANO <Umbabarauma>』JORGE BEN
ジョルジ・ベンジョールはブラジルリオ・デ・ジャネイロ出身の歌手でギタリスト。 サンバにソウル、ファンク、ロックを取り入れた、サンバ・ホッキのスタイルを確立したミュージシャンとして知られ、ブラジルでは知らない人はいない。 (ウィキペディア)
へーそうなんだ。知らない自分は日本人。
そういえば「月曜から夜ふかし」で関ジャニの中で一番人気があるのはブラジルだとダントツで村上ってやっていました。なんででしょ。
『SAI DESSA』 ELIS REGINA
ジャケットがいい笑顔。
タモリ倶楽部の空耳アワーで流れそうな感じの曲ですが…。
ここでもブラジルの歌手。60〜70年代にかけて、ブラジルで最も人気のある女性シンガーであったエリス・レジーナ・カルヴァーリョ・コスタのヴォーカルは、心躍らせる歌声と優れた抑揚を持ち合わせており、特にアップテンポなナンバーに卓越していた。
『SKINDO LE LE』 ALIVE
またブラジルっぽい。
ブラジルの人聞こえてますか。
『TRAVESSIA』MILTON NASCIMENTO
「ブラジルの声」の異名を持つ、ミルトン・ナシメント 。
たしかに。
『CAPTAIN'S REFUSAL』 ED MOTTA
こういうBGMを流すのはさすがSEIYU!
ブラジルが世界に誇る「グルーヴ・マスター」エヂ・モッタ
『DUEX MINUTES DE SOLEIL EN PLUS』 ENZO ENZO
再びおフランス。
『SEVEN NATION ARMY』BEN L'ONLE SOUL
試聴はThe White Stripesの方で。
『CHAMPS ELYSEES』 ZAZ
タイトルは読めませんでしたが。
「オーシャンゼリゼ!」この曲は知ってる。
『JE NE SAIS PAS MOURIR』 ORWELL
文字通りフレンチポップな曲
『AILLEURS』 KEREN ANN
セクシーなささやくような歌声が魅力的。
今回はポップ、ボッサ、ネオアコ、ジャズなど多彩の16曲を紹介。
今回はブラジル、フランスのアーティストが中心だったのでやはりサッカーのEUROとリオ・オリンピックは意識していると思われます
相変わらずマニアックかつオシャレすぎる選曲に満足。
おおよそ不定期の更新のようなので次回の選曲も楽しみです。
本日は以上です。
前回のレポートはこちら↓